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\ハマちゃんの/大型免許体験記

大型免許体験記NO.3

第一段階 場内教習⑤⑥ ~隘路への進入・シミュレーター教習をご紹介します。

第一段階 場内教習⑤

○隘路(あいろ)への進入

後退とは逆に今度は前から直角に曲がって定位置の2本線の枠内に納めます。後退と同様、内側の後輪を枠めがけて、次に反対側の後輪が反対側の枠に収まってくることを認識できるかがポイント。

教習所の様子 教習所の様子

定位置に止められなくても切り替えしができるし、脱輪もないのでプレッシャーはそう感じません。

隘路地点まできたら進入の目安となる白線を壁だと想定しつつ、なるべく白線に寄せます。

ここから車を止めず少しずつ定位置の枠全体を見ながら進めていきます。

切り替えしでバックする際についつい後方確認を忘れてしまうので要注意。

左右ではみ出して失敗たとしても切り替えしができることを前提に挑めば意外と一発で入るようです。

ただし切り替えしの前後の範囲が前方は横線に対し後ろは後輪が定位置から出ない範囲と定められているのでなるべく目視で確認できる前方方向で切り返すのが良いと思います。

後輪はミラーでも良く確認できないからです。隘路はS字同様ミラーによる確認が中心になります。

私の場合車が極端?にハンドルをきることができる曲がるポテンシャルをまだ体得していないようで、ハンドルの切り出しが早いようです。結果内側に車を詰め気味になってしまっています。

定位置にある左右の2本線の内側に入れることができればよいので片方の線だけ見てそれを中心に操作すれば良いのかとはじめは思っていましたが、2本の線の後輪の収まり具合を比べながらハンドル調整するほうが遥かに楽でした。

この時間5回挑戦して4回切り返しを行い、一発で決まったのは最後の1回だけでしたが車両感覚をつかむ良い項目だと思います。

第一段階 場内教習⑥(シミュレーター教習)

○急ブレーキ

この時間はシミュレーターによる教習です。実際に起こりうる道路での危険をシミュレーターを使ってその経験と危険性を勉強します。

教習所のシミュレーター

シミュレーターはハンドル周りやペダル類を含む運転席と運転席から見えるフロント越しの光景を再現しています。

大型用の左右のドアミラーもリアルに再現されています。

まずはじめは障害物発見からの反応速度を確認します。障害物を発見しアクセルペダルを離しブレーキペダルを踏み込むまでの空想時間を測定します。

私の場合0.54、平均が0.6とのことなのでやや早めとのことでした。

車速、荷物の有無、ABSの有無、ドライ、ウエット、雪道の道路など走行設定から、それに対応した時の空走距離から制動距離及びその各所要時間、ブレーキ踏量、前後タイヤの負荷比較などの結果レポートが詳細に画面に表示されます。

空荷時と積載時の慣性力の違いによって制動距離が大きくかわることを認識できます。

道路上で後ろから車間を詰められることがありますが、自車が急ブレーキあるいはそれに近い制動を掛けたとき荷物満載のトラックだった場合、100%突っ込まれてしまいます。

さらに荷物が例えば鉄骨や電柱だったらトラックのキャビンを超えて自車に突き刺さるかもしれません。

空走距離よりも制動距離(時間)や回避動作に対する車の反応が普通車より緩慢で車間距離をしっかりと確保しなければならない、そして大型車はとても危険な車であることと運転者の責任が大きいことを改めて感じることができました。

雪国の自動車学校では指導員自身の雪道実体験を分かりやすく説明していただけてより理解を深めることができました。