教習及び内容に関して
質問と回答一覧
- 卒業日が延びるってどのような場合?
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①技能教習の各時限において習得目標としている内容をその教習内に達成できなかった場合。
→次の技能教習時間では、次のステップには進まずに達成できなかった同じ教習を行うことになります。
②仮免技能検定、仮免学科試験、卒業技能検定に不合格の場合。
→次の検定日に再試験となります。再試験を受け合格するまでの間は教習を次に進めることはできません。
③教習所から受講指示があった教習を受けなかった場合。
→寝坊、体調不良などで予定していた教習を受けることができないと次に受けるまで教習を進めることはできません。特に学科教習はスケジュールを外すと2~4日延長してしまうことがありますので注意が必要です。学科教習は技能教習とセットになっていることが多く、従って技能教習も学科教習に合わせて教習がストップしてしまいます。 - どの位(割合)の人が最短卒業できるの?コツは?
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男性の方、女性の方、年齢、AT車限定、など様々条件はありますが、入校から卒業まで延長なくストレートで卒業される方は入校生のおよそ80%前後です。
第二段階以降は90%以上のストレート率ですので、仮免試験を一発で合格できるかが最短卒業の主ポイントといえるでしょう。
入校して7~9日で仮免技能検定と仮免学科試験がありますが、延長してしまう方のパターンとしてこの学科試験を軽視してしまう傾向もあるようです。
入校後前半はテキストや問題集などを徹底的に反復学習を心がけるようにしてください。 - 普通車だと1日何時間位教習が行われるの?
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1日に受けることができる教習時限数は技能教習と学科教習のうち、技能教習に限っては道路交通法によって上限が定められています。
技能教習の第一段階は1日最大2時限まで、第2段階では3時限まで受けることができます。
学科教習は1日2~4時限位の教習となるので、技能教習+学科教習でおおよそ1日あたり4~6時限の教習となります。 - 合宿免許だと都内や首都高速道路を走ることができないってほんと?
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東京都内や、首都高の交通状況のことを心配されているのだと思いますが、免許取りたてのときは通学で取っても合宿で取っても、個人差はあっても技能的には同じですから、免許取得後クルマに乗る機会を多くすれば自然と運転に自信がついてきます。
クルマの運転は状況判断、要は慣れです。
通学も合宿も同じです。
都内も首都高も走れるようになって行きます - 教習の予約は必要?
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通学で教習所に通う場合は、教習の予約を自分で取る必要がありますが、合宿免許では合宿期間中の教習スケジュールが入校時に組み立てられるため、自分で予約を取る必要はありません。
卒業までに必要な教習を最短日数で受けられるのが、合宿免許の特徴のひとつです。 - 雪国の教習所は積雪の心配があるけど、雪が降ったり路面が凍結すると教習も中止になるの?
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東北方面の教習所では路面の積雪や凍結によって教習がストップするということはまずありません。
雪国では冬季に降雪量が多いのはごく普通のことで、雪が降った状態においても日常生活を維持するために、一般道はもちろん教習所内のコースでも、路面の除雪や凍結を防ぐ工夫などが徹底して行われます。
教習車も滑り止めのスタットレスタイヤを装着して安全を確保しています。
雪道での運転を体験できる貴重なチャンスとも言えるかもしれません。
(注)通学教習も合宿教習も高速教習(高速道路の運転)に最高速度規制がかかると実車での教習はできません、この場合シミュレーターによる模擬教習となります。 - 学科試験に自信がないんだけど・・・
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運転免許の取得に避けて通れないのが学科試験です。
教習所で行われる仮免学科試験は50問出題で90%以上の正解率つまり45問以上の正解で合格。
自動車教習所を卒業後、運転免許試験場で行われる本免学科試験は95問出題で100点満点中(配点1点×90問と2点×5問)90点以上の正解で合格となります。
教習所を最短で卒業できなかった方のこれまでの傾向として仮免学科試験を軽視しているケースがあるようです。
自動車教習所とは運転技術を習得するところというイメージが先行しがちですが技能教習と同時に学科教習(道交法やモラールの習得)も身につけなければなりません。
教習の空き時間は学科試験の勉強をして、最短での卒業を目指しましょう。 - 規定コースってなに?
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自動車学校で教習を受け卒業を目指す過程で、目標に達成していないと次に進むことができない項目として、技能教習と技能検定と仮免学科試験があります。
それぞれは習得の目標(値)が定められていて目標に達することが出来ない場合は再度同じ技能教習や検定・試験を受けなければなりません。
規定コースとは順調に卒業することを前提にした最短分の料金を設定したコースプランです。
オーバーした場合は追加料金その都度必要となります。
規定コースは以前に運転経験がある方や二輪免許をお持ちで道交法にすでに精通している方を主な対象に設定されたプランといえます。 - 入校の初日はどのようなことをするの?適性検査ってどんなことをするの?
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教習所に入校すると教習を開始する前にまず適性検査が行われます。
適性検査には視力・聴力・色彩識別能力・運動能力などあり、免許の種類によって基準値が異なります。
適性検査に通らないと教習を受けることができませんので入校前の確認(特に視力検査)をおすすめします。
教習所によっては適性検査の他に、性格診断や簡単な筆記テスト(計算問題や漢字の読み)なども実施していますが、この結果によって教習を受けることができなくなるといったことはないのでご安心を。 - MT車教習から途中でAT車に教習車種の変更はできるの?
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普通免許(MT)で入校して、途中でAT車限定免許に変更することは可能です。
逆に、AT車限定免許で入校して、途中で普通免許(MT)に変更することはできません。
なお、もともとMT車よりもAT車限定の方が1~2万円ほどお安いのですが、途中で変更する場合、差額は返金されませんのでご注意ください。
※変更申し出のタイミングによっては稀に日程が伸びる場合がありますので、変更希望がある場合は早めに学校担当者にご相談ください。 - 教習開始時間に遅刻したらどうなるの?
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自動車学校の教習時間は法律で定められています。
遅刻はその遅刻した時間分の教習を習得していないと判断され、よってこの教習時限は未履修となります。
日や時間を改めて、再度同じ教習を受けることになります。
この場合再教習費用は実費分としてご自身が負担することになります。
時間厳守です。 - 教習時間は何分?
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技能や学科の教習時間の単位は「時限」です。
1回の教習時限、つまり1時限は50分教習です。
教習が始まる5分前には学科教習の場合は教室に、技能教習の場合はロビーや集合場所に集まるようにしましょう。
遅刻は厳禁です。 - 仮免試験ってなに?合格すると何ができるの?
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仮免試験とは、第一段階で勉強してきたコース内の基本走行技術と安全運転に対する考え方が一定のレベルに達し、尚且つ第二段階における一般道路を安全に走行できる基準に達しているかのテクニックとメンタルの両面を確認するためのものです。
仮免試験に合格すると、仮免許証を受けることができます。
仮免許証の発行は自動車教習所を管轄している公安委員会(運転免許センターまたは警察署)が休日を除き即日発行しますので、仮免試験合格の日から第二段階の教習に入ることができます。
日程は学校によって異なります。
※第二段階の路上教習を行うためには、仮免許証が必要です。 - 路上教習では一般の車と一緒に同じ道路を走るの?
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第二段階の路上教習では、道路及び交通の状況を的確に読み取り、他の交通に気を配り、法規に従った走行ができるようになるための教習を受けます。
一般の道路(高速道路での教習も)で、他の一般車やオートバイなどが走行している環境の下でより実践的な教習を行います。
※高速教習はシミュレーターに変更になる場合もあります。 - 入校後、学科教習と技能教習以外で自習や自由運転練習などはできるのか?
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合宿免許の一日のスケジュールは決まっています。
学科教習は宿舎に帰って自習できますが、技能教習は決まった授業以外には自由に運転などは出来ません。
ですからその日に習った技能教習については、机上で復習することをおすすめします。
これをやると大分進歩が違います。 - 原付教習は受けなければいけないの?
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原付免許とは、普通免許を取得すると自動的に付随される原動機付き自転車を運転するための免許です。
原付免許は16才から取得可能で、免許センターでの試験では学科試験に加え実車を使った原付技能講習があります。
所持している免許がない状態で原付免許を取得しようとするには試験と講習を経て初めて原付車両に乗れるようになるのですが、原付免許を持たず普通免許から運転免許を取得の場合は原付車両に触れることなく自動的に原付車両に乗ることができるようになります。
近年、原付を自転車感覚で運転して事故をおこすケースが多くなったという背景から、各自動車教習所の判断で普通車教習の際に原付教習を取り入れるようになりました。
原付教習は、教習所によって実施している場合と実施していない場合があります。
実施している教習所の中でも、原付教習が必須の場合と、受けたい人だけ受ける任意の場合があります。
あくまでも原付教習を実施するか否かは自動車教習所の考え方によるものですが、事故防止の観点からも是非受けておきたい教習です。
※必須の場合でも任意の場合でも、原付教習料がかかる場合は、教習所で直接お支払いとなります。 - 入校日初日はいきなり教習車に乗るの?
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入校日初日から教習が始まります。
適性検査やガイダンスの後、学科教習1時限を受け、その後技能教習がスタートします。
教習を受けられる服装でご入校ください。 - 指導員の指定はできるの?
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教習所によっては、指導員の指名制を採用している場合もありますが、一般的には指導員の指定はありません。
どうしても気の合わない指導員がいる場合などは、教習所または全日教までご相談ください。